札幌は地元の中華の名店は数あれど、本場の台湾中華料理を食べようと思ったら、けっこう数が限られてしまいます。
しかし、札幌駅のステラプレイス6階の「ディンタイフォン(鼎泰豊)」は、誰にでも自信を持ってオススメできる台湾料理の名店です。
小籠包を始め、チャーハン、ワンタン、チマキ、酸辣湯などの台湾料理を本場の味で楽しめます。
ワタシは仕事の関係で台湾に4年間住んでいたのですが、ディンタイフォン(鼎泰豊)は誰にでもオススメできる名店です!
今回は絶対に外さないオススメのメニューなどを紹介します。
最近人気の台湾料理の魅力を存分に味わえるお店を紹介します。
ディンタイフォン(鼎泰豊)ステラプレイス店の場所
ディンタイフォン(鼎泰豊)は、札幌駅直結のステラプレイスセンター6階にあります。
隣には鹿児島の黒豚しゃぶしゃぶのいちにいさんがあるので、そこが目印です。
ディンタイフォン(鼎泰豊)はかなりの人気店舗なので、平日のお昼時や夜、土日は非常に混み合います。
混み合い具合によっては受付で番号札をとり、店舗の外でお呼び出し番号を確認する必要があるかもしれません。
今回は平日の12時過ぎに入ったのですが、すでに店内の席はほぼ埋まっていました。
余裕を持って行きたいなら、開店直後の11時〜12時前、もしくは13時過ぎに行くのがオススメです。
ディンタイフォン(鼎泰豊)ステラプレイス店の店舗内
「ディンタイフォン(鼎泰豊)」の中は4〜6人くらいが座れるテーブル席、窓際の2名席があります。
窓際の2名席はお昼時だと太陽が降り注いでいて、非常に気持ちがいい席でした。
ディンタイフォン(鼎泰豊)の子供用の椅子もあります。
・1歳から座れるベルト付きの椅子 3〜4台
・3歳くらいから座れるテーブル椅子 6台(写真)
店員さんにうかがったところ、子供用の椅子は2つあるそうです。
どの年代の子にも対応している椅子があるので、子育て中でも行けるのが嬉しいですね!
席に着くと、ジャスミンティーが無料で出てきます。
こちらはおかわり自由!
香りの高いお茶なので、早くも注文する前から台湾の気分を感じられます。
もちろんお水も頼めば持ってきてもらえますよ。
ディンタイフォン(鼎泰豊)の注文方法とメニュー
ディンタイフォン(鼎泰豊)は紙に数字と個数を書いて、注文する方式です。
現地の台湾でも同じスタイルで注文するので、台湾旅行に行った気分になれますよ。
さて、注文するときのポイントです。
台湾に住んでいたまるっと円山のマエちゃん的には、あえてランチでも予算を上げて、いろんなメニューを頼むのがディンタイフォン(鼎泰豊)を楽しむコツだと思います。
セットメニューを見ると、1,300〜2,100円のメニューが並んでいます。1人で頼むならセットメニューでもいいと思うのですが、2人以上で行くならアラカルトで頼んでみてください。
2人で食べる予算が5,000〜6,000円台だと、ディンタイフォン(鼎泰豊)はすごく楽しいです!
中華料理はたくさんのメニューを頼んで、シェアをして食べるのが楽しいんです!
なので、グルメ回転寿司くらいの予算でいろんな小籠包や他のメニューを食べてみてください。
・小籠包 (必食!一人6個でも食べられる!)
・トリュフ小籠包 (値段が高いけど、抜群の味!寿司屋で大トロを食べる感覚!)
・チャーハン (ディンタイフォンはチャーハンも有名で美味しい!)
・ピリ辛ゆでワンタン (辛旨い味が抜群!本格的な中華の味付けを楽しみたい人にオススメ!)
・豚肉入りチマキ (ごろっとした豚肉が美味!もち米も味つきで美味しい)
・サンラータン (辛くて酸っぱいスープ。台湾の小籠包や餃子のお供のスープ!)
・マンゴーかき氷 (フワフワに削り出した味付きのかき氷にマンゴーをトッピング)
この辺りは台湾の鼎泰豊(ディンタイフォン)でも定番のメニューなので、頼む時の参考にしてみてください。
鼎泰豊(ディンタイフォン)のメニュー 2024年1月撮影
メニューに鼎と書かれたマークは本国の台湾でも定番メニューなので、迷った時は参考にするといいかもです。
鼎泰豊でアラカルトメニューを頼んでみた
注文も終わったらさっそく実食!
今回は6品目を注文してみたので、さっそく食べてみました。
まずは鼎泰豊の看板メニューである小籠包です!
元々の鼎泰豊は台湾の台北で食用油を売っていたお店なのですが、食用油を売上が落ちたときに小籠包を売ったのが始まりです。
それが台北の永康街というエリアで大きな評判を呼び、台湾を代表するレストランへ成長しました。
ここの小籠包は味と包み方にこだわり、一個一個手作りをしています。
食べる時は、こちらの小皿にお酢と醤油を混ぜていただきます。
ちなみに、台湾の本国の鼎泰豊は、お酢を3杯入れたら醤油を1杯入れるのが黄金の比率だと紹介されてました。
日本の鼎泰豊には書かれていませんでしたが、よかったら参考にしてみてください。
小籠包を醤油と酢のタレにつけて、レンゲの上に乗せて食べます。
うーん、皮に包まれていた肉汁が口の中で一気に広がって美味しいですね!
さすが台湾で最も小籠包が有名なお店の鼎泰豊です!
続いてオススメしたいのが、トリュフ小籠包2個 1,110円です。
こちらは1個あたりのお値段が、なんと555円!
回転寿司で食べるなら、中トロか大トロに匹敵すると言っていいでしょう。
値段が高すぎるのでためらってしまいますが、これはぜひ食べていただきたい!
トリュフの香りと肉の旨味が合わさって、本当に絶品なのです。
トリュフ小籠包は至高の味です!変わり種の小籠包は数あれど、次元が違います。
台湾本国のいろんな小籠包店に行っても、ここまで美味しい変わり種の小籠包はありません。
それを鼎泰豊の札幌店で食べられるので、これは本当にオススメです。
私も初めて食べましたが、この味には本当にびっくりしました!
小籠包をパクついた後は、お口直しにピリ辛ゆでワンタン 1,000円です。
本格的な中華の香辛料を使っているので、独特の辛さと甘味がしますが、これぞ本格中華という味付け!
四川料理なのですが、ちょっと甘めです。トゥルンとした感触が面白く、食べるとエビが入っているので、海鮮のおいしさを味わえます。
ピリ辛ゆでワンタンは大好きなので、鼎泰豊に行くと必ず頼んでしまいます!
こちらは豚肉入りチマキ 750円です。
こんがりと表面をローストされたお肉が入っており、もちもちとしたもち米の食感を楽しめます。
私が頼みたくて頼んだのですが、もっちりしてて、中の豚肉の大きさに感動しました!
デザートに行く前の最後のメニューは、サンラータン麺 1,100円です。
サンラータン麺は漢字で酸辣湯麺と書きます。
字の通り、ラー油などの辛味香辛料と黒酢を入れて、片栗粉でとろみを付けたスープです。
酸辣湯というスープは台湾の料理店では定番で、特に小籠包屋さんや餃子屋さんでは必ず見かけます。
辛味と酸味という日本の料理ではあまり見かけない組み合わせが絶妙なんですね。
札幌の鼎泰豊で食べたら、日本人向けに酸味が抑えられていたので、卓上に乗っている黒酢を足すことをオススメします。
麺料理を食べたい人は、麺をトッピングした酸辣湯麺(サンラータン麺)を注文すると、麺を入れたほぼ同じ料理が出てきます。
酸辣湯には、お酢をこれでもか!と入れることをオススメします。追加で卓上の胡椒を足すと、より美味しくなりますよ!
最後はデザートです。マンゴーかき氷 850円を頼んでみました。
こちらは雪花冰という味付きのかき氷をフワフワに削って、上にマンゴーとソースをかけたものです。
いわゆる台湾かき氷というジャンルなのですが、味が抜群に美味しいんですね。
口に入れた時に雪のようにスッと溶け、舌に甘さが残るので、とても美味しい食べ物です。
こちらも初めて食べたんですが、二人でペロリと食べられちゃいましたよ。
支払いの際は、鼎泰豊(ディンタイフォン)のポイントカードがお得!
鼎泰豊は食べ終わったら、卓上の伝票を会計に持っていくシステムです。
しかし、忘れてはならないのが、卓上に載っている鼎泰豊デジタルポイントカードの存在!
こちらは、1回の利用につき1,000円で1ポイント貯まり、10,000円分の10ポイントで「小籠包 6個入り」、20,000円の20ポイントで「お好きな小籠包 6個入り」と交換してもらえるのです!
(トリュフ小籠包との交換は無理だそうです)
ランチで食べていると貯まりづらいかもしれません。
でも、2人以上で行ってアラカルトで頼むと、1回のお会計で6,000〜7,000円行くのは当たり前!
2回行くだけで、小籠包1セイロ分が無料になってしまうのです!
本当にこのシステムは、お得すぎます!みんなが使い出したら条件が変わるのではないかと心配してしまいます。
LINEから登録するので、ポイントカードを忘れる心配もありません。
このポイントシステムを見た瞬間、「なんてお得なんだ!」と感動をしてしまいました。
鼎泰豊に2回以上通いたい人は、登録しないと損をします。
鼎泰豊(ディンタイフォン)ではテイクアウトもできる
最後に鼎泰豊(ディンタイフォン)では、テイクアウトやお土産コーナーも充実をしています。
メニューに載っているものをテイクアウトしてお家で楽しんでいたり、台湾名物のパイナップルケーキなども買って帰れます。
テイクアウトの注文は、レジ近くにある注文用紙に書けば大丈夫です。
ボールペンで記入をしたら、スタッフに声をかけてみてください。
編集後記
鼎泰豊(ディンタイフォン)は、台湾で人気No.1のレストランです。
メニューも本国から習い、お店で一つ一つ小籠包を手作りしています。
台湾に行かずとも、札幌駅で台湾の本場の味を楽しめるので、ここは本当にオススメです。
「鼎泰豊札幌店は、北海道で一番美味しい台湾料理店」と言ってもいいくらいなので、ぜひ足を運んでみてください。
鼎泰豊は台湾旅行で日本人観光客が必ず1回は行くといってもいいくらいの人気レストランです。
そこの味を忠実に日本で展開している場所なので、最近流行りの台湾料理を食べたい人には、鼎泰豊札幌店はオススメですよ!
久しぶりに食べたら美味しかったので、しばらくしたらまた行こうと思います。
【鼎泰豊 札幌ステラプレイス店】
■営業時間:11:00〜21:30
■定休日:不定休(ステラプレイスに準ずる)
■電話番号:011‐252‐7006
■住所:〒060-0005 北海道札幌市中央区北5条西2丁目 札幌ステラプレイスセンタ 6階
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