北海道のグルメ回転寿司といえば、トリトンや根室花まる、なごやか亭が有名です。しかし、札幌市白石区に有名店にも並ぶ回転寿司があるのをご存知でしょうか?
その名もえりも岬菊水元町店。
回転寿司ですが、チェーン店ではなく、1店舗だけの会社運営です。
ネタはえりもから仕入れたものが多く、感動するほど美味しいのが売り。しかも、値段はランチ600〜800円で価格崩壊しています。
これはコスパが良すぎます。
さっそく紹介してみました。
札幌の地域ブログを運営しているまるっと円山ライター担当のマエちゃん(横浜出身)です
まるっと円山イラスト担当のハラちゃん(苫小牧出身)です。今回は二人で一緒に行ってきました。
札幌市東区のえりも岬菊水元町店の場所
えりも岬菊水元町店の場所は、札幌市白石区にあります。
北海道道864号線沿いで、ブックオフ菊水元町店の隣です。
入り口には「ランチ660円自家焙煎珈琲付き」付きの文字があるので、なかなか圧倒される入り口でした。
入ってみると、真つぶの山があり、圧倒されます。
■住所: 〒003-0822 北海道札幌市白石区菊水元町2条4丁目5−5
えりも岬 菊水元町店のサービスがすごい
回転寿司は入店して待ち、カウンター席やテーブル席に案内される流れが普通です。
しかし、えりも岬 菊水元町店は待っているスペースも楽しませてくれるのです。
それがイカ釣りです。イカが入荷されている時は、待ち合いスペースの前に生け簀(いけす)があり、ここでイカ釣りができます。
値段は2,156円(税込)で、釣ったイカは活イカのお造りにしてくれます。
まさか函館に行かずにして、札幌で活イカのお造りが食べられるなんて!
イカ釣りもできるし、これはお得ではないでしょうか?
取材に行った当日はあいにくイカが入荷されていませんでしたが、イカが入荷されていたらイカ釣りを楽しみたいと思ってしまいました。
また、お子さんが待てるようにメロンパンナちゃんの乗り物も常備!
懐かしのバンプレストのおもちゃであり、店員さんがコインを持ってきてくれて、遊ばせてくれるそうです。
なんと太っ腹なんでしょうか!
えりも岬 菊水元町店のメニュー
名物のメニュー | 価格 |
今月のおすすめ4貫盛り | 638円(税込) |
えりも4貫盛り | 638円(税込) |
生本まぐろ3貫盛り | 638円(税込) |
ランチ(A〜D) | 660〜880円(税込) |
えりも岬 菊水元町店のメニューは、1皿143円〜638円(税込)までの6段階で分かれており、グルメ回転寿司と同じ値段設定です。
ただ、えりも岬はチェーン店ではなく1店舗だけなので、トリトンや根室花まるなどに比べて、八角などの変わったネタも提供できるのが特徴だそうです。
また一番すごいのが、ランチでしょう。
660円〜880円までのA〜Dランチがあり、大半のお客さんが頼んでいました。
平日だけでなく、土曜や日曜日の17時まで頼めるのもすごいです。
コーヒーもついており、食後にコーヒーまで楽しめるのが魅力です。
えりも岬 菊水元町店でお寿司を食べてみた
えりも岬 菊水元町店では、席に着いたらメニュー表とボールペンがあり、ここに書いて注文する方式です。
壁を見ると、「回転寿司えりも岬」らしく、えりも産のネタがたくさん書いてありました!
うーん、これは本当に美味しそうです。
【今回頼んだメニュー】
・今月のおすすめ4貫盛り 638円(税込)
・えりも4貫盛り 638円(税込)
・かにサラダ軍艦 264円(税込)
・だし巻き玉子 319円(税込)
・ずわいがにの鉄砲汁 529円(税込)
最初に頼んだのが、今月のおすすめ4貫盛り 638円(税込)とえりも4貫盛り 638円(税込)です。
今月のおすすめ4貫盛り 638円(税込)は、活まつかわと天然ぶり、桜鱒、生いわし。
この中では、活まつかわがカレイの中で極上で、脂も乗っていて美味しかったです。
近年、北海道で大量に取れるようになった天然ぶりも脂が乗っていて、こちらも忘れられない味でした!
えりも4貫盛り 638円(税込)には活ヒラメと桜鱒、活ダコ、活真つぶです。
この中で忘れられない味は、活真つぶです。コリコリとした食感なのに、噛めば噛むほど甘みが出てきます。
まさに北海道しか食べられない貝の魅力で、この日一番の衝撃でした。
他にも、活ダコも新鮮なタコの甘味の食感で、レモンを絞って食べると、酸味が染みていて美味しかったです。
玉子焼きはだし巻きと書いてありましたが、甘い玉子焼きでした。
だし巻きと書いてありましたが、おばあちゃんが作ったような甘い玉子焼きでした。
私は最初に甘めで楽しんだ後、大根おろしに醤油をつけて、しょっぱめで食べましたよ。
甘めの玉子焼きが好きな人にはいいと思います。
二人で食べた中で、印象に残ったのが、ずわいがにの鉄砲汁 529円(税込)です。
鉄砲汁とは、北海道の道東で食べられてきた郷土料理です。カニの足を箸で突いて食べるところが、鉄砲に玉を詰めるのに似ており、鉄砲汁と呼ばれたのが由来だと言われています。
鉄砲汁にはお椀に入るくらいの7〜8cmのズワイガニが入っており、おそらくメスのズワイガニでした。
身入りが少ないので、鉄砲汁にされたんだと思いますが、カニはカニ!
カニの足をむいて、身をほじくり出す時は、つい二人で黙って作業に没頭してしまいました。
むいたカニの身は、そのまま食べても美味しいし、鉄砲汁に入れても出汁が出て、最高でした!
529円(税込)でカニが食べられるなんて、最高でした!
食後はカウンターの中にいる大将に頼むと、コーヒーを淹れてくれて、最後の最後まで美味しい食事になりました。
このコーヒーまで付いて、2,500円くらいの会計だったので、びっくりです。
もっと食べれば5,000〜6,000円は行くと思うのですが、いくらなんでもコスパ良すぎやしないでしょうか?
古き良き昔ながらの回転寿司屋さんを思い出させてくれるお店でした!
ご馳走様でした!
編集後記
一点だけ回転寿司えりも岬の注意点を書くとしたら、電子決済はPayPayか、LINE Payしか対応していない点です。
ほぼ現金決済のみなので、お店に行く前は現金を持って行くか、PayPay払いをしてみてください。
支払いまで昔ながらの方法でしたが、これはこれでしょうがないかなと思いました。
車でないと行きづらい場所にありますが、札幌のグルメ系回転寿司の中でトップクラスの美味しさと安さを両立していました!
観光にはむいていませんが、札幌市に住んでいて、車を持っている人には本当にオススメします!
カニサラダ軍艦は写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ひっさびさに回転寿司で見つけたので、嬉しくて注文しました!
カニサラダ軍艦を食べれる回転寿司は珍しいので、そういう意味でも楽しめました。
【回転寿司 えりも岬 菊水元町店】
■営業時間:11時00分~22時00分
■定休日:なし(詳しくはHPで確認を)
■クレジットカード・電子決済:なし、PayPay、LINEPAYのみ対応。
■電話番号:011-873-8111
■住所: 〒003-0822 北海道札幌市白石区菊水元町2条4丁目5−5
コメント