「カレー×ラーメン」というユニークなスパイスラーメンで知られる「らーめん寅乃虎(とらのこ)」。
こちらが、2025年3月28日をもって札幌市中央区・円山エリアでの営業を終了し、北区へと移転します。
円山公園駅周辺にはラーメン屋さんが少ないのですが、その中でも名店と呼ばれるお店が移転。
記事にしてみました。
らーめん寅乃虎が2025/3/28に閉店

「らーめん寅乃虎」は、2006年に「ラーメン向日葵」の姉妹店としてオープンし、長年にわたり円山エリアで愛されてきました。
最寄りの円山公園駅周辺では、ラーメン店が少なく「ラーメン不毛の地」とも言われる中、個性的な存在感を放っていたラーメン店です。
今回の移転先は、札幌市北区北11条西1丁目。最寄りは地下鉄南北線・北12条駅で、新築ビルの1階に店舗を構えます。
カウンター席のみの全22席と、移転後もコンパクトでラーメンに集中できる空間を保っているようです。
スパイスラーメンはそのままに



移転後も看板メニューは変わらず、「一ノ寅(こってり)」「二ノ虎(あっさり)」をはじめ、「白正油」「味噌」「塩」(各1,000円)と、定番のスパイスラーメンが楽しめます。
ベースは豚骨・煮干し・昆布を組み合わせた和だしに、複数のスパイスをブレンド。まさに“スープカレー×ラーメン”のいいとこ取りといえる味わいです。
新店舗では、「サッポロクラシック」や追加トッピング(玉子、長ネギ 各100円)なども登場。
店主の島田義博さんは「変わらぬ味を新しい街でも楽しんでほしい」と意気込みを語っているとのことです。
編集後記

私も何度か訪れたことがありますが、スパイスの風味がしっかり効いたスープはクセになる味です。カレーラーメンという発想自体がとても新鮮でした。
円山公園駅周辺は、寿司屋や蕎麦屋は多いもののラーメン店は少なく、美味しいラーメンの選択肢がまた一つ減ってしまうのは非常に残念です。
円山という土地柄なのか、ラーメンが定着しにくいのかもしれません。
移転先は、北海道大学の近くなので、学生さんに愛されそうです。札幌駅の裏手の北12条駅の近くなので、札幌駅に行ったら寄ってもいいかもしれません。

寅乃虎といえば、店舗にあったカゴの中に野菜が売られていたことです。
美味しそうなこだわった野菜があり、もっと買えばよかったなと思います。
【寅乃虎 移転先】
■営業時間:木曜〜月曜 11時00分~15時00分、17時00分~20時00分 火曜日 11時00分~15時00分
■定休日:水曜日
■電話番号:
■住所:〒001-0011 北海道札幌市北区北11条西1丁目1−15 EJI BLD 1F
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