北1条・宮の沢通りを面した場所にあり、お店の看板を見たことがあるという人は多いのではないでしょうか?
こちらに入ったのですが、モーニングが美味しく、店内も清潔。何よりマスターの人柄が優しくて素敵という喫茶店でした!
さっそく記事で紹介をしてみます。
札幌の地域ブログを運営しているまるっと円山ライター担当のマエちゃんです
まるっと円山イラスト担当のハラちゃんです。今回は二人で一緒に行ってきました。
円山にあるコーヒータイム2のお店の場所
喫茶店コーヒータイム2の札幌の近代美術館と東光ストア円山店の中間にあります。
道路を挟んで対面に札幌北一条西郵便局があるので、かなりわかりやすいはずです。
お店の入り口にかけられているハガキを模した看板には、「前略 御元気ですか? コーヒータイム2 いつでも待っています」の文字が。
後で書きますが、マスターの人柄がいいので、その人柄がお店の外にも現れている看板でした。
■住所:〒064-0821 北海道札幌市中央区北1条西20丁目1−18 尾崎ビル
円山にあるコーヒータイム2のメニュー
モーニングメニュー | 値段 |
Aセット(コーヒー、トーストとゆで卵) | 500円 |
Bセット(コーヒー、トーストと目玉焼きサラダ) | 550円 |
Cセット(コーヒー、トーストとピザトースト) | 550円 |
Dセット(コーヒー、フレンチトーストとサラダ) | 550円 |
コーヒータイム2のメニューは意外と数があります。お昼のランチで非常に人気なのは日替わり弁当750円とのこと。
今回はモーニングの時間に行きましたが、ランチタイムも美味しそうです
店内のメニューは最初少なかったそうです。でもお店を開いて40年以上経ち、お客さんのニーズに応えているうちに、このメニュー量になったと教えてもらいました!
モーニングのピザトーストとフレンチトーストを食べてみた
こちらがコーヒータイム2の店内です。
朝早くに行ったので、私たちの他にはまだ誰もお客さんがいませんでした。店内はかなり席数があり、多くのお客さんが入れます。
カウンター席もワックスで磨かれていて、非常に清潔感があります。オーナーが「お客さんに気持ちよく過ごしてもらえるように」という想いが伝わってきました。
今回はモーニングCセットとDセット(両方とも550円)を注文しました。
Cセットはピザトーストです。食パンは西区の発寒にあるおかめやの食パンを使用。
これで550円とはお得すぎます。
ピザトーストを食べると、食パンはふんわりもっちもち!トマトソースは旨味が出ていて、めちゃめちゃ美味しかったです!
予想以上に美味しいピザトーストでびっくりしました。
これは他のモーニングやランチメニューも食べたくなる味です!
モーニングのDセットはフレンチトーストでした。
フレンチトーストに生クリーム、いちごジャム。サラダまでついてきます。
フレンチトーストはふんわりと柔らかさを残しながら、きつね色の焦げ目がついています。
これに生クリームといちごジャムをつけて食べる幸せ!こちらも550円では申し訳なくなってしまうほど。
サラダも昔ながらのサラダという感じがして、とても美味しかったです。
食後にはサービスでコーヒーゼリーをいただきました。
マスターの気さくで優しいサービスに心癒されます。コーヒーゼリーも甘さ控えめで、大人の味がして美味しかったです。
コーヒーもブラックで飲んでも美味しいです。
ですが、ミルクにこだわっているのか、ミルクコーヒーにして飲むとこれまた美味しい!
砂糖で混ぜて、喫茶店らしい美味しいミルクコーヒーを楽しめました。
編集後記
最後にマスターにお話を聞いたところ、このお店の名前がなぜ「コーヒータイム2」なのかという歴史を教えてもらいました。
こちらのマスターは奥さんと共に喫茶店を経営されて40年以上だそうです。
もともと桑園駅近くでやっており、40年前の桑園は大学受験をするための予備校が集まる学生街として栄えていたそう。
そこでご夫婦でやられていた喫茶店が「コーヒータイム」です。
しかし、だんだんと少子化になり、桑園エリアも本州の代々木ゼミナールや駿台予備校などが札幌に進出して、桑園の地元の予備校は廃れていったそう。
学生と浪人生に愛されていた喫茶店コーヒータイムでしたが、少子化が喫茶店を続けるかを考える転機になったとのこと。
出した結論は、喫茶店を今の円山エリアに移転して続けることでした。
そうやって開かれたのが今の「コーヒータイム2」であり、以前の桑園でやっていた名前を引き継いだとのことです。
ネットの口コミを見ると、20代の頃から30年以上も通ったお客さんもいるとのこと。
優しくてサービス精神旺盛なマスターの人柄に惹かれたお客さんが、ここにはたくさんいたんだろうなと感じました。
「うちは昔ながらの喫茶店を今もやってるだけなんだよ。円山にはカフェが多いけどね。ここにあるメニューや雰囲気が喫茶店だよ」
なるほどなぁ。これが昭和の時代に学生時代を過ごした人たちの話に出てくる喫茶店か。あだち充のマンガ『タッチ』に出てくる南ちゃんが働いてた喫茶店もこんな感じかな?
そう思っていると、ちょうど「コーヒータイム2」の本棚には、あだち充の最新作の『MIX』が置かれていました。
マスターは意識されて、マンガのあだち充の描く昭和の喫茶店を令和の今に残してくれているのかもしれません。
北海道立近代美術館からも近いし、ぜひ多くの人に足を運んでほしいお店だと思いました。
1年近くお店の前を通って入ろうか悩んでたんですけど、入って大正解でした!
あこがれの昭和の雰囲気を残す喫茶店文化を感じられて大満足です。
マスターの雰囲気がよく、居心地の良いレトロな喫茶店です。
おしゃべりしたいお客さんにも、一人でゆっくりしたいお客さんにも、両方配慮してくれていました。
マスターのお話から奥さんの雰囲気も良さそうです。今度奥さんの出勤しているランチタイムに日替わり弁当を買いに行きます。
【コーヒータイム2】
■営業時間:7:00〜20:00
■定休日:日曜日(月によって日曜日でも開いている日あり)
■電話番号:011-616-2676
■住所:〒064-0821 北海道札幌市中央区北1条西20丁目1−18 尾崎ビル
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