札幌から車で2時間半。旭川市に近い幌加内町で、9月は新そば祭りが2日間開かれているのを知っていますか?
幌加内新そば祭りは、幌加内町で採れたばかりの新そばの実を使い、全国からそば打ちの名人を集めて行われるそばの祭典(ディズニーランド)です!
2023年は9月2日(土)、3日(日)に行われました。
2024年にも行われる予定なので、札幌から幌加内町への行き方とそば祭りをレポートしてみます。
札幌市から幌加内町への行き方
【札幌市から幌加内町への行き方】
高速道路を使う
・札幌ICから深川JCTまで高速道路。
・所要時間 約2時間〜2時間半
・高速料金 2,860円 / 休日割引 2,000円
【札幌市から幌加内町への行き方】
下道を使う
・札幌から国道275号線を使い、幌加内町まで行く。
・所要時間 約3時間〜3時間半
札幌市から幌加内町へ行くには2つのルートがあります。
1つは高速道路を使うこと。もう1つは下道を使っていくことです。
高速道路を使うと5,720円かかりますが、下道で行くよりも1時間短縮することができます。
幌加内町の新そば祭りは、朝8時半から開催されているので、札幌から高速道路を使って2時間くらいで行くほうがいいと感じました。
高速道路を使って札幌から幌加内町へ行くルート
こちらが札幌インターチェンジです。
札幌市白石区米里にあり、道央自動車道を通っていきます。
札幌インターチェンジは高速道路の入り口なので、ここでお金を支払っていきます。
ETCカードを使うと、休日割引制度を使えて、札幌 ICと深川JCT間を2,000円で移動することもできます。
今回の行きは2,860円でしたが、帰りは休日割引が効いたのか、2,000円で帰ることができました。
深川市の深川JCTまで来たら、留萌方面の看板が見えます。
左側に入って高速道路を降りてください。
深川JCTで降りて、ここからは下道でいきます。
高速を降りると、国道233号線に当たるので、ここを右側に右折します。
続いて、秩父別町の2条路線を右側に右折します。
広い田んぼが広がっていました。
秩父別町の2条路線をまっすぐ進んでいくと、今度は「幌加内」と「多度志」につながる281号線に突き当たります。
ここを左折すると、281号線はすぐに275号線に変わりました。
あとは幌加内町までほぼ一直線です。
幌加内町へ着くと、駐車場を案内してくれる警備員さんが国道275線の途中で立っています。
あとは案内通りにいくと、駐車場である幌加内町生涯学習センターへ案内されました。
高速道路を使うと、札幌市内から2時間10分くらいで幌加内町へ着いたのですが、駐車場に止めるまでさらに10分ほどかかりました。
駐車場に着いたのは11時15分くらいでしたが、さらに10〜15分ほど待ったので、お昼前くらいが一番混む気がしました。
2024年に行きたい方は、9時〜10時くらいに到着する心持ちで行ったほうがいいと感じます。
第28回 幌加内町新そば祭りのレポート
幌加内町新そば祭りは、そばの生産日本一の町である幌加内町で開かれているお祭りです。
そばというと長野県のそばが有名ですが、実はいま北海道が熱いんです。
幌加内町はそばの作付け面積が日本一!生産量も味もNo.1と言われています。
幌加内町はそばの町であることをPRするために生まれた新そば祭りは、幌加内町を始め、全国からそばの名店を呼び寄せ、1か所でそばを楽しめるそば好きにはたまらないグルメフェスになっています。
そんな中でも1番の人気が幌加内高校のそばです!
全国でも唯一高校の授業に「そば」という授業があり、幌加内高校の生徒はそばの歴史から打ち方まで学んでいます。
そして、この幌加内新そば祭りのために、わざわざ2日間出店しているのです。
味は全国の名店を上回るほどの美味しさで、9時半開店をめがけて7時半から2時間待ちする人も出るのも納得です。
まるっと円山の2人も1時間くらい行列に並んで、幌加内高校の天ぷらかけそばを食べたのですが、衝撃的な美味しさでした……。
こんなに美味しいおそば、生まれて初めて食べました!
そばの香り、つゆの甘辛さの加減、大葉や海老天の旨さ、全てが一体となって、味の感動が押し寄せてきます。
この1杯を食べるためだけに、幌加内新そば祭りに行っても、後悔しないと感じました。
他にも新潟県名産のへぎそばも、へぎそばを作り出した小嶋屋総本店が出店していました。
そば粉を8割、布乃利という海藻を小麦の代わりに2割入れたへぎそば。
元は織物に使われる海藻だったのですが、そばに入れる工夫をすることで、讃岐うどんにも負けない驚きのコシを実現しました。
今回初めて食べたのですが、あまりのコシのある弾力にびっくり。全国のご当地そばを食べられるのも新そば祭りの魅力です。
あと忘れられなかったのが、北海道上砂川手打ちそば愛好会のみなさんです。
我々が閉店する最後のお客だったのですが、「サービスするよ!」と温かい声!
屋台の前にいるおじさんが、そばを茹でるスタッフに「最後だから心意気を見せてくれ!」とハッパをかけてくれ、出てきたのが2人前はあるかという量!
600円で2人前も頂いてしまい、びっくりしてしまいました。北海道の人の暖かさを感じる素敵な体験でした。
味もそばの香りが豊かで、つゆも醤油風味が濃い目で美味しかったです。
幌加内新そば祭りは他の屋台も充実!
幌加内の新そば祭りはそばがメインです。
でも、他のお肉や野菜、魚などを食べる場所も充実していました。
たとえば、ブラジル人シェフが手がけるチキンやパエリアのお店が!
大きなフライパンで焼かれていて非常に美味しそうでした。
また、同じく新潟県長岡市の魚沼から鮎焼きのお店も!
片面を15分ずつ焼き上げる鮎は、1本700円でしたが、粗塩と合わせて野生味あふれる味で、とても美味しかったです。
新潟県産の鮎を北海道の幌加内町に運んできて売っており、スタッフの方も「東京などにも行って売っているんですよ。たぶん我々が日本で一番鮎を売っているお店ですね(笑)」とおっしゃっていました。
2023年から初出店したようでしたが、できれば2024年も出店してほしいです。
私は美味しすぎて、2本目を注文してしまいました。
お店のリンク:いろり茶屋火処
編集後記
もう10年間くらい行きたいと思い続けていた幌加内新そば祭りのイベントに行けてよかったです!
幌加内高校は他の旭川のお祭りにも出店するようなので、要チェックです。
札幌のオータムフェストは国内最強のグルメフェスですが、そばは幌加内町ですね。
今回は札幌市から外れていますが、まるっとコラムでは札幌市以外のトピックも書いていきます。
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