さっぽろテレビ塔の地下1階に東京でミシュランビブグルマンを獲得した立ち食い寿司屋さんがオープンしました。
その名も立喰い寿司あきら。
東京の白金高輪で運営している高級寿司屋の鮨龍尚(しょうりゅう)さんが出している立ち食い寿司です。東京の築地と新橋で出しており、札幌が3店舗目とのこと。
さっそく紹介してみました。
札幌の地域ブログを運営しているまるっと円山ライター担当のマエちゃん(横浜出身)です
まるっと円山イラスト担当のハラちゃん(苫小牧出身)です。今回は二人で一緒に行ってきました。
さっぽろテレビ塔の地下1階にある立喰い寿司あきらの場所
立喰い寿司あきらの場所は、さっぽろテレビ塔の地下1階にあります。
地下のオーロラタウンをまっすぐテレビ塔側に歩いていくと、テレビ塔入り口があり、そこを上がった右奥です。
地上からはテレビ塔横の「AURORA TOWN」の入口から降りるか、テレビ塔から階段を降りるといけます。
■住所: 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目
立喰い寿司あきらのメニュー
名物のメニュー | 価格 |
本まぐろ中トロ | 660円(税込) |
本まぐろ赤身 | 440円(税込) |
白えび昆布締め | 660円(税込) |
とろたく | 990円(税込) |
立喰いすしあきらは毎日のようにメニューが変わります。
午前中にSNSのインスタグラムで発表されるので、それが楽しみのファンもいるようです。
2023年6月16 日のメニューはこんな感じでした。
ただ、メニューもあります。 東京で有名なマグロの卸売業の山幸で仕入れたマグロは名物のメニューです。
白えび昆布締めも立喰いすしあきらの名物メニューで、ここに来たら食べておきたい逸品だそう。
寿司のネタは東京の豊洲市場と札幌の札幌市場の両方で仕入れているそうです。
立喰い寿司あきらでお寿司を食べてみた
立喰い寿司あきら札幌店では、席に着いたらメニュー表とボールペンがあり、ここに書いて注文する方式です。
ただ、注文は1回のみ。
最初に書いた注文が全てなので、最初に食べたいものを注文しましょう。
2回目以降は後ろが混んでいなかったら注文可能です。
お腹がけっこういっぱいの状態でいったので、2人で頼んだのは6巻でした。
特に印象が残ったのは、立喰い寿司あきら札幌店の白えび昆布締めです。
北海道のエビは新鮮さが売りなので、ネタの鮮度勝負のところが多いのですが、ここは昆布で締める工夫をしています。
おそらくこの技法は北陸の富山県で盛んなものです。
富山県は江戸時代に北海道から昆布を輸入していたので、その頃に魚やエビを昆布で包み、水分を出す代わりに昆布の旨みを吸わせる技法が発達しました。
富山県の名物の一つにサス(カジキマグロ)があるのですが、サスとはカジキマグロを昆布で締めた料理です。
富山のお土産や食卓で出るくらい有名なのですが、それを富山県名物の白エビで昆布締めしています。
北陸で有名な技法をここ北海道でも食べられるのは面白いと感じました。何よりエビの一粒一粒が甘く、エビの甘みが立っているのがわかります。
北海道では食べられない握りなので、これは660円を出して食べる価値があると思いました。
他のお寿司も美味しいのですが、東京でミシュランのビブルグルマンを獲得した人気の立ち食い寿司屋さんにあまり並ばずに入れるというところに札幌店の良さがある気がします。
観光客の人にはいいのではないでしょうか。
逆に地元の札幌の人で値段と味のコスパを考えると、寿司王国の札幌としては他のお寿司屋さんもたくさんあります。
寿司1貫で500〜700円前後なので、味と値段のコスパを気にする人には向いていないかもです。
江戸前寿司や東京の豊洲で仕入れたネタ、東京の高級寿司店を立ち食い寿司価格で食べられることに価値を感じる人にオススメです。
ご馳走様でした!
編集後記
まさか北海道で富山の白エビ昆布締めが食べられるとは思わなかったので、そこがよかったです
【立喰い寿司あきら】
■営業時間:
・12:00~15:00
・17:00~21:00
■定休日:月曜、火曜日(当分の間)
■クレジットカード・電子決済:対応
■電話番号:なし
■住所: 〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目
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