2023年の暑い夏が終わり、札幌の数々の夏祭りも無事に終わりました。
さて、その中でもひときわ目立って人を集めていたのが、7月9日に行われた円山の裏参道の夏祭りです。
「第19回 夏まつりだ!裏参道」と名付けられたこのお祭りは、円山公園エリアという一地域のお祭りでありながら、数千人の参加者を集めました。
しかも、珍しいことに円山の裏参道夏祭りは、プロの屋台が一切出店なし!裏参道商店街のお店とフリーマーケットのみで屋台が出されています。
だから、他の札幌のお祭りと比べて独自色が強く、普段のお祭りとは違う感覚で楽しめるお祭りが特長です。
なぜこんな独自のお祭りが、円山の裏参道では開催できているんだろう!?
北海道生まれの私も、大規模なお祭りでプロの屋台がないのは思い当たらない!
▼2023年の裏参道夏祭りの参加レポートはこちらです。
実際に参加してみて、ビックリしたまるっと円山の編集部。なんと今回、幸運にもこのお祭りの主催である裏参道商店街振興会の方々に、インタビューする機会に恵まれました。
渡辺会長、新川副会長、箕輪事務局長の3人にインタビューさせてもらったので、その模様をお届けします。
「なぜ、プロの屋台が裏参道夏祭りは出ないのか?」「4年ぶりに夏祭りを復活させるための苦労!」「どこよりも早い2024年の円山夏祭りは?」
気になる魅力を込めたインタビューをお届けします。
円山の裏参道商店街振興会の方々にインタビュー
ーー初めまして!最初に裏参道商店振興会の渡辺会長の自己紹介と生い立ちと、裏参道商店街のお祭りに関わるようになった経緯を教えてもらってもいいでしょうか?
渡辺会長:
渡邉一弘(わたなべかずひろ)です。円山裏参道でアゼリア産業株式会社という不動産会社を経営しています。
ぼくの生い立ちは札幌生まれ、札幌育ちです。最初は札幌医大の近くで育ち、高校生くらいのときに21丁目に移ってきました。円山で育つのは高校生までで、その後は東京の大学に進学して、東京で就職しました。
裏参道のお祭りに関わるようになったのは、ぼくが東京のサラリーマンを辞めて、札幌の円山に帰ってきた時ですね。
今の裏参道商店街の副会長は、新川商事の新川さんがやっておられます。
ちょうど20年前くらいにぼくが東京から札幌の円山に帰ってきた時に、裏参道商店街の会長をやられていた新川さんのお父さまにお会いする機会があり、それがご縁でお祭りをお手伝いするようになりました(笑)
ーーもう20年くらい続いているお祭りなんですね!
渡辺会長:
そうですね、この裏参道商店振興会を作られたのは、新川副会長のお父さまで、昭和55年に発足しました。
最初の裏参道のお祭りは夜にやってたんですが、十数年やってからお昼の開催になり、今に至っています。
ーーなるほど。裏参道商店振興会の渡辺会長と副会長の新川さん、事務局の箕輪さんのつながりをお聞きしてもいいでしょうか?
新川副会長と箕輪さんは実のご兄妹なんですが、ぼくと卒業した幼稚園と小学校、中学校が一緒だったんです。
新川さんと箕輪さんのほうが年下だったので、学年は一緒ではなかったんですけど、新川さんたちのお姉さんがぼくと同級生だったんです。
だから、新川さんご一家とは、ぼくが小学校からのご縁があります。
ーーそうだったんですね。今年は裏参道祭りは4年ぶりの復活でしたが、何か苦労はありましたか?
実はお祭りのノウハウが何もないところから、作り上げていったのが大変でした。
ーーあれ?円山裏参道の夏祭りは20年前くらいから続いていますよね?
渡辺会長:
お祭りを運営していた人がコロナ禍期間中に入れ替わってしまったんですよ。
コロナ禍になる前の2019年以前は、東洋薬局の方が会長をやられていました。そこの東洋薬局で働いていた女性が、お祭りを一切合切を取り仕切ってくれてたんです。
でも、彼女が薬局を辞められてしまい、数字や文章に残っていないノウハウがわからなくなってしまいました。
例えば、「あの人にここは頼めば大丈夫だよ」ということが、わからなくなってしまったんです。
数字のデータはあるんですけど、「これは実際どうすんだろう?」っていう作業が頻繁に出てきてしまいまして……。
だから、東洋薬局を辞めた方には時々アドバイスをもらえたんですけど、基本的に裏参道商店街振興会のメンバーで毎週1〜2回会いながら、毎週ミーティングをやりました。
やっぱり3年の間、何もやらなかったのは大きいですよね。
ーーコロナ禍は裏参道商店街のお祭りにも大きなマイナスの影響を与えていたんですね……。
渡辺会長:
日本各地でお祭りを4年ぶりにやってると思うんですけど、みんな大変だと思いますよ。この前(2023年7月)福岡県の博多市で、山笠というお神輿に轢かれて、人が亡くなる事故があったじゃないですか。【※】
【※】死亡事故の「山笠」、数分前には傾いて2人落下・負傷…博多の街疾走する「追い山笠」で悲劇 2023/07/16 読売新聞
毎年やっていれば、「山笠を担ぐときにはここに気をつけよう」というノウハウやルールが年々人から人へ伝わると思うんです。
ただ、4年ぶりだと人が変わってしまって、ルールやノウハウが途切れてしまいます。あれは大変だと思いますね。
ーーなるほど、しばらくやれなかったお祭りを再開させるのは、裏で並々ならぬエネルギーが必要なんですね。
2023年の裏参道夏祭りを復活させる上での苦労
ーー今回は裏参道夏祭りを復活させるにあたり、具体的にどのような苦労がありましたか?
渡辺会長:
行政機関への申請や近隣自治体への挨拶や説明、説得ですね。
たとえば、歩行者天国の許可申請のための警察や消防署に連絡したり、露店を出すための保健所への申請、消防署への申請など、一連の手続きが必要です。
それと、円山第一町内会から第四町内会、円山スクエアマンションの町内会に連絡して、「お祭りを開くので、説明会に来てください」という会合を開きました。
ーーなるほど。事務局をやられていた箕輪さんもかなり大変だったそうですが、何が大変でしたか?
箕輪事務局長:
最初は何もわからなかったので、失礼のないようにするのが大変でした。連絡すべきところに連絡しない、挨拶すべき場所に行かないという失礼があったらいけないですから。
できるところは全部声をかけましたね。マンションの管理組合も全部お手紙出して、説明会をするので、管理組合から「どなたか来てください」とお知らせしました。
ーー祭りの開催に対しては、どのような反応があったんですか?
渡辺会長:
いろいろな意見が出ますね。たとえば、「祭りがうるさい」、「休日は静かに過ごしたい」などの開催への反対意見がありました。
4年前のお祭りの課題とも向き合わなければいけませんでした。2019年のお祭りでは、来場者が円山裏参道の分譲マンションのエントランスに入って、迷惑だったそうです。
ちょうど裏参道の夏祭りはお昼にやって日差しが暑いから、みんな日陰に入りたくなるんですよね。
でも、裏参道にあるマンションは私有地なので、入ってはいけない場所です。そこも解決しないといけませんでした。
ーーそれらの問題に対して、どのような対応をされたんですか?
渡辺会長:
対応策として、マンションの入口や生垣にオレンジのコーンとバーを設置しました。あのコーンバーのおかげで、今年は人がマンションのエントランスなどの私有地に入ることを防げましたね。
ただ、そのレンタル費用の請求はまだ来ていないので、金額にビクビクしています(苦笑)
ーーええ!?前回の祭りと比べて費用がかさみましたか?
渡辺会長:
2019年に比べてはるかに費用がかさみましたね。前回に比べて約1.5倍の経費が掛かる可能性があります。
ーー特にコストがかかったのはどの部分ですか?
渡辺会長:
今年は分譲マンションのエントランス、生垣用コーンバーを大量にレンタルしました。でも、コーンバーがあったおかげで、今年はみんなルール守ってくれてたし、よかったですよね。
ーー出店の申請などはどうやって行われたのですか?
渡辺会長:
裏参道商店街振興会のもう一人の副会長が、25丁目でかまだ茶寮円山という和食のお店をやられているオーナーの三瓶さんなんですね。
彼は飲食店をやっている方なので、顔が広いんですよ。ぼくや新川副会長は不動産業を営んでいるので、飲食店をやっている人のほうが他の方ともコミュニケーションがとれているんです。
飲食店のオーナーさんたちが出店の申請書などを彼が集めてくれました。それくらいすごい努力があって、今年のお祭りの出店はできたんです。
ーー祭りの準備はどれくらい時間がかかったんですか?
渡辺会長:
お祭りの準備期間は、もうずっと春から打ち合わせしていましたね。具体的には、3月に祭りの計画を立て、4月から週に1〜2回のペースでミーティングを開催しました。
4月の終わりに裏参道商店街の総会を開始し、5月の初めに町内会のみなさんを集めて説明会。6月の終わりには出店者の会議を開きました。
そこで、保健所や消防署の方々を呼んで、夏のお祭りなので、食中毒の問題について説明を行います。
事前に保健所の方がメニューをチェックし、どのように提供するかを詳細に指導してくれました。
実は、お店の目の前でテントを張るときは、お店から作ったものを持ってきて売ってはいけないんですよね。
行政からの指導に則って指針をもらって管理するため、ノイローゼになるくらい大変でしたね(苦笑)
箕輪事務局長:
特に渡辺会長は責任者なので、不備があると怒られますからね。やること多すぎて大変でしたね(苦笑)
ーーお祭りの裏には想像以上の大変さがあったんですね……。でも、みなさんに頑張っていただいた甲斐あって、すごく楽しいお祭りでした。
円山裏参道のお祭りにプロの業者さんの屋台が入っていない理由
ーー今回、私たちは初めて裏参道夏祭りに参加したんですが、プロの業者さんが入っていないのが印象的でした。何か特別な意図があるんですか?
渡辺会長:
裏参道の祭りの特徴は、地元の飲食店がテントを張って、自分たちの料理を提供することを大事にしています。
プロの業者さんを入れると、他の札幌市内でやっているお祭りと一緒になってしまうんですよね。
のれんの色も、メニューも、他のお祭りと変わらなくなってしまうんです。だから、とにかく裏参道のお祭りは円山裏参道で営業している飲食店さんに屋台を出してもらうことを大事にしています。
ーーまるっと円山のお祭りレポートにも書いたんですが、普段は気づかないフランス料理店のお店の料理を屋台で食べられたのが印象的でした。
渡辺会長:
わかります。円山裏参道にあるフランス料理店のルファールさんも、建物の3階でやっているので、通り過ぎちゃいますよね。
でも、裏参道のレストランが屋台で出店することで、お祭りに来てくれている方が、お店の名前や料理のメニューを知る機会になるじゃないですか。
ーーたしかに!面白いお祭りですね。
渡辺会長:
そういう考え方はぼくらが考えたわけではなく、この裏参道祭りを企画した先代(裏参道商店街振興会初代の新川会長)の頃から続いているものです。
お祭りのあとの普通の日も、裏参道商店街にまたお客さんとして帰ってきてほしいという先代の願いを継承しています。
ーーだから、裏参道の夏祭りは他のお祭りと全然屋台が違うんですね。
渡辺会長:
そうですね。でも、今年の2023年は出店していた飲食店も減ったんですよ。いつもだったら30店舗くらい出していたんですけど、コロナ禍終わりということもあり、飲食店の出店は18店舗でした。
だから、その分のフリースペースをフリーマーケットで埋めてもらいました。
ーーフリーマーケットも個性が強いですよね。盆栽店や古本屋さん、占い屋さんなどがあり、他のお祭りとは一線を画してます。どうやってあの珍しい出店店舗を集められたんですか?
渡辺会長:
つどーむってわかります?つどーむでフリーマーケットが開かれていて、そこの出店者さんを束ねている信用できる方がいるので、そこの方にフリーマーケットを依頼しています。
フリーマーケットのお店も、事前にこの露店の地図を全部作ってもらって、ここに誰々入ります、ここは会員の誰々が入りますという形で、調整しているんです。
裏参道の通りのマンションの前に飲食店の屋台を出すと住民からクレームがあるかもしれないので、フリーマーケットを振り分ける配慮をしていますね。
ーーなるほど、お祭りの屋台のお店並びも非常に工夫をされているんですね。
ーー他にも何か出店で工夫されたところはありますか?
渡辺会長:
今年から始めたくじ引きのガラガラポンは、新川副会長がアイディアを出してくれました。
元ツルハドラッグさんの跡地でやっていたんですけど、景品もギリギリまでかき集めまして。
ーー日本ハムファイターズの観戦チケットなど、かなり豪華でしたよね。
渡辺会長:
あれは新川副会長の自腹で出してくれました。自分が行きたい野球の試合のチケットを景品で出してくれたんですよ。他にも寄付金もいっぱい出してますし。
ーーあの豪華な景品は裏参道商店街振興会の方々の「来た人に喜んでもらいたい!」という想いがつまってたんですね。
ーー他にもイベントでスイカ割りなどもやられていましたよね。
渡辺会長:
2019年以前は本物のスイカを切って配っていたんです。しかし、新型コロナウイルスの影響で飲食物を配ることが難しくなりました。でも、どうにかみんなに楽しんでもらえるようにスイカ割りをやりたいと考えて、ビニールのスイカに変えたんですよ。
今年はビニールのスイカが当たったら、景品でお菓子を渡すことにしました。
箕輪事務局長が、駄菓子を500個くらい買ってきて、子供たちに配っていたんです。
箕輪事務局長:
スイカ割りの景品にしたり、イベントのバトントワリングをやってくれた小学生たちにコアラのマーチをあげたりしましたね。
ーーすごい。全体的に子どもも大人も楽しめるお祭りでしたね。円山公園駅近くの企業や銀行が屋台をやっていたのも印象的でした。
渡辺会長:
銀行関係は、新川副会長が北海道銀行、北洋銀行、北海道信用金庫に全部声かけてくれたんです。また、銀行側もお祭りに来てくれる子供達を喜ばせるノウハウを持っているんですね。
北海道銀行さんは射的、北洋銀行さんはミニ四駆などの屋台を出してくれて、三井のリハウスさんも射的をやってくれました。
みなさん、日曜日はお休みなのに地域への貢献をしてくれて、本当にありがたかったですね。
あとは、特に協力してくれたのがショッピングモールのマルヤマクラスですね。
ーーマルヤマクラスも円山裏参道にありますが、協力してくれたんですか!?
渡辺会長:
マルヤマクラスは常に地元の商店街を大切にしようとしてくれてます。今回もマルヤマクラス側から、「お手伝いすることありませんか?」と声をかけてくれて、お祭りの告知のチラシなどを置いてくれたんです。
あと、実現はできなかったけど、裏参道の夏祭り用のうちわ作りをしたいと提案してくれました。今年は時間がないので無理だったんですけど、来年はマルヤマクラスが作ってくれたうちわが配られるそうです。
ーーマルヤマクラスもお祭りに大きく貢献してくれていたんですね。
渡辺会長:
そうですね。マルヤマクラスは、円山の裏参道商店街の地域清掃にも協力してくれるんですよ。年に2回清掃を行っているんですけど、そのたびにマルヤマクラスから7〜8人が一緒になって清掃に参加してくれるので、ありがたいですね。
2024年の裏参道夏祭りに向けた取り組み
ーー貴重な裏話をありがとうございます。一番聞きたいのは来年のことです。来年はズバリお祭りはあるんでしょうか?
渡辺会長:
2024年も夏祭りをやることは決まっているんですよね(笑)来年以降の課題は、もっと仲間が必要なことです。
今年は私たち4人で毎週集まって話し合ってたんですけど、もっと多くの人の協力が必要だと実感しました。
円山にある北翔大学の館長さんが「来年は青年会を作りたい」と言ってたので、もっと多くの人に協力してもらえればと思っています。
言葉は悪いけど、私たちは協力してくれる人に「ここの担当でお願いします!」という手配師のような立場になりたいですね(笑)
ーーたしかに今回のお話を聞いていると、もっと多くの方が集まったほうが、お祭りも特定の人に負担がかかることなく、運営できますね。
ーー今年の苦労を毎年やられてたら、裏参道のお祭り自体が存続しないと思いますので、来年は会長さんたちが監督側にまわるということですね。
渡辺会長:
はい。あとはお金ですね。けっこう金額的に存続の危機なので(苦笑)
ーーええ!?円山裏参道夏祭りが存続の危機!?
渡辺会長:
2019年に比べて物価、人件費の上昇等で約1.5倍以上の経費が掛かりました。
今年は商店街自体が金銭的に余裕があったので、ある程度持ち出しになることは覚悟していていたんですけど、来年はそうはいかないんですよね。
だから、これから収支計算をする予定です。来年はお店の出店をするにしても、飲食店の屋台や物販の屋台からどれくらい参加料をもらうかを計算し直して、適切な運営をしていきたいです。
多分、今年は屋台を出さなかった飲食店も、今年出店した人の屋台の儲けを聞いたら、参加したくなると思うんですよね。
ーーたしかに赤字だと、そもそもお祭り自体がなくなってしまいます。予算でお祭りの安全と治安を確保しつつ、黒字してまわっていくのが、1番のいい方法ですね。
渡辺会長:
そうですね。あとは今回、スポンサーや町内会長さんからの寄付金があったのですが、来年は更に広く寄付金を募りたいと考えています。
ぼくや新川副会長は、スポンサーや寄付金を集めることが、来年のお祭りを存続させるための重要な仕事になりそうです(笑)
ーーなるほど、それは円山の裏参道商店街振興会の方々にしかできない重要なお仕事ですね。
ーー最後の質問です。今回は本当に大変だったと思うんですが、裏参道夏祭りを復活させた気持ちはなんだったのでしょうか?
渡辺会長:
それぞれの想いはありますよね。たとえば、新川副会長や箕輪事務局長は、初代会長の自分のお父様がこのお祭りを立ち上げたから、絶対になくしてはならないという責任感を持っていると思うんですよ。
ぼくは不動産業をやっているから、「この円山エリアがにぎわえばいいな。もっと良くなってほしい」という想いがあります。
でも、やっぱり、ここまでお祭りの運営をボランティアで頑張ってこれたのは、来場してくれたみなさんに喜んでもらえるからですよね。
「裏参道祭り、よかったね!天気が良くてよかったね!ありがとう!」
みんなに、いろんなところに喜んでもらえるのは唯一無二ですね。
そうやって、ぼくらはこの札幌の円山という街が、今よりもっと良くなってほしいと思ってます。
ーーありがとうございます!本当に楽しいお祭りだったので、ぜひ来年も多くの方々にきて、この円山裏参道夏祭りを体感してもらいたいです。
渡辺会長:
はい。来年の開催の日付が決まったら、まるっと円山さんにメールします。
ーーありがとうございます!来年は準備から取材させてください。
開催決定!第20回円山裏参道まつりの2024年の予定と場所
嬉しいお知らせです!渡辺会長からメールをいただき、2024年のお祭りの開催日時がわかりました!
開催日:2024年7月7日(日)
開催時間:不明(例年通りなら12:00から19:00まで)
詳しい予定はまだわかっていないのですが、継続的に取材をします。
▼2024年の裏参道夏祭りの情報はこちらに書き込んでいくので、チェックしてみてください。
▼2023年の裏参道夏祭りの参加レポートはこちらです。
編集後記
今回のインタビューは、2023年の裏参道夏祭りのレポートを書いたところから始まりました。
渡辺会長から「お祭りの当日は運営側は忙しくて見れなかったので、詳しく紹介していただき、ありがとうございます。私たちも初めてお祭りの様子を知りました」と直接お礼のメールをいただき、つながったのがキッカケです。
振興会の方々にお話をうかがってみると、地域の方々に配慮しつつ、円山公園エリアの伝統を絶やさずにさらに盛り上げていこうという素敵な考えで運営されていました。
まだ、裏参道夏祭りに参加されていない方は、札幌の他のエリアとは全く違うお祭りの面白さにビックリすると思います。
来年は準備段階から追いかけていきたいですね。
お祭りに限らず、イベントや街の治安などはゴミが落ちていると、「汚してもいいんだ」と思って、他の人もついついゴミを捨ててしまいがちです。
しかし、裏参道の夏祭りはコーンバーとゴミ捨て場をキッチリ最初から整備していたので、ルールをキッチリ守れる環境が整っていました。
それがあの治安のいいお祭りを作り出していたんだと感じます。
裏参道商店街の会長さんたちの努力があったからとインタビュー中に知り、「本当にありがたいことだな」と感謝しました。
裏参道の夏祭りは大人も子供も両方楽しめるファミリー層向けのお祭りです。
大人は個性的なレストランの屋台の数々でチキンやワインを昼間から楽しめるし、子供はビックリするほど安い値段でヨーヨー釣りや射的で遊べます。
まだ来ていない方は、ぜひ2024年の円山裏参道夏祭りに遊びに来てみてください。
コメント