札幌市の近代美術館の正式名称は「北海道立近代美術館」で、1977年に開館しました。
美術館の収蔵品は、主に北海道出身の画家や北海道にゆかりのある画家たちの作品が中心となっています。また、国内外の現代美術作品も展示されています。
美術館は、地下1階・地上3階建ての鉄筋コンクリート造りで、総面積は約9,000平方メートルです。
常設展示室、企画展示室、ミュージアムショップ、カフェなどがあります。
北海道立近代美術館の入館料やアクセス、カフェ、車椅子やベビーカーの貸し出し情報をまとめてみました。
札幌 近代美術館アクセス(行き方)と住所
地下鉄東西線西18丁目駅から徒歩で5分です。
住所は北海道札幌市中央区北1条西17丁目に位置しています。
近代美術館のチケット(入館料)
北海道立近代美術館は常設展と展覧会A、展覧会Bの2つに分かれています。
北海道立近代美術館は、常設展と企画展を開催しています。常設展では、北海道内外と海外の芸術家による作品を展示です。
企画展では、日本内外の有名な芸術家による作品や、テーマに沿った展示を行っています。
常設展と展覧会Aの入館料
常設展と展覧会A | 料金 |
大人 | 510円 |
大学生 | 250円 |
高校生 | 250円 |
65歳以上、中学生以下、高校生(毎週土曜日・学校の教育利用) | 無料 |
身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳所持者 その介護者(1名)(ミライロID利用可) | 無料 |
7/17(道みんの日)、7/21(当館開館記念日)、11/1-7(芸術週間) | 無料 |
常設展と展覧会Aはセットになっていて、展覧会Aの料金も常設展に含まれています。
常設展も3〜4回入れ替えをするとのことです。
違う常設展を見ようとすると、年間で510円×3〜4回(1,530円〜2,040円)はかかります。
展覧会Bの入館料
展覧会Bは古代エジプト展やハローキティ展などです。
こちらは各展示会によって入館料(正確にいうと、観覧料金)が変わります。
2023年は3月中旬くらいに年間カレンダーが出るので、3/20ごろに更新する予定です。
近代美術館 営業時間
開館時間は10:00~17:00(入館は16:30まで)です。
休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館日となります)、年末年始(12月29日から1月3日まで)です。
北海道立近代美術館の車椅子やベビーカー貸し出し
北海道立近代美術館では、車椅子やベビーカー、バリアフリーに配慮した施設が用意されています。
場所は1階の左側の入り口に車椅子。1階の右側の出口にベビーカーが置いてありました。
車椅子やベビーカーの貸し出しは、1階受付にて無料で行っています。貸し出しには身分証明書の提示が必要です。
北海道立近代美術館のバリアフリー情報
また、車椅子用のエレベーターやバリアフリートイレも完備しています。
美術館内は車椅子やベビーカーでの移動が可能で、エレベーターやスロープも設置されているので安心です。美術館のスタッフも、車椅子やベビーカーでの来館者の方々の案内や支援を行っています。
また、聴覚障がいのある方向けに、音声ガイドや筆談案内も用意されているので、そちらの対応も心配いりません。
詳細は美術館のウェブサイトを参照してください。
近代美術館のコインロッカー
コインロッカーは無料で使うことができます。用意するのは100円だけです。
詳しい記事はこちらをどうぞ。
北海道立近代美術館の幼児室
北海道立近代美術館の幼児室は、子育て中のお母さんにも配慮がされています。
幼児室内には、授乳用の椅子や赤ちゃんを寝かせるベッドがありました。授乳やおむつ替えなども可能です。
また、ママがリラックスして過ごせるように、椅子も用意されています。
コロナ禍なので、ベッドの利用が禁止されていたり、おもちゃなどは撤去されていました。
でも2023年は状況が変わってきているので、改善される可能性が高いです。
近代美術館のカフェ・レストランスペース
近代美術館のカフェやレストランについてまとめてみました。
直接行ったカフェの感想やスタッフさんから聞いたおすすめのランチすぽっとを3つ紹介してます。
カフェのKINBI nicojica(にこじか)
北海道立近代美術館内にはKINBI nicojica(にこじか)というカフェがあります。
KINBI nicojica(にこじか)は、2階に位置しており、美術館の入館チケットを持っていなくても利用可能です。
- 店内は美術館という空間を活かした壁の絵画
- 親切で優しい店員さんの素敵な接客
- おしゃれで美術館にあったBGM
- 北海道食材を活かしたランチメニュー
- 東札幌のカフェで焙煎した豆を使ったコーヒー
などなど、どれもハイレベルです。札幌の有名なカフェに行ったような満足感があります。
値段はランチで1,500円弱、コーヒーとケーキで1,200円くらいなので、少し高いと感じる人もいるかもしれません
でも値段以上の満足感を得られるカフェなので、お金に余裕ある人はオススメです。
営業時間は、美術館の開館時間に合わせて10:00~17:00(L.O.16:30)となってます。
なお、KINBI nicojica(にこじか)は美術館の休館日でも、別途営業することがあります。
2階のロビー
2階のロビーは多彩な彫刻が設置された前庭を一望できる休憩コーナーです。
ふかふかのソファーがあり、ここは飲食が大丈夫なスペースになっています。
近くに自動販売機で200円の飲み物も買えました。
「カフェは高いけど、外に出てまでランチを食べたくない」と思う人は、お弁当を持ってきたり、コンビニで何かを買って、ここで食べるのがおすすめです。
近代美術館の中庭のベンチ
スタッフさんに聞いておすすめされたのは、近代美術館の中庭のベンチです。
雪が溶け切る5月以降でないと寒いですが、「夏は外のベンチで食べるのもおすすめですよ!」と言われました。
近代美術館のギフトショップ
北海道立近代美術館内には、「ミュージアムショップ」というギフトショップがあります。
ミュージアムショップは、美術館1階に位置しており、美術館の入館チケットを持っていなくても利用することが可能です。
店内には、北海道をはじめとする国内外のアーティストによるポストカードやノート、オリジナルグッズなどが豊富に揃っています。
また、美術館で開催される企画展に合わせた関連グッズも販売されており、展示作品を思い出すことができるアイテムもあります。
営業時間は、美術館の開館時間に合わせて10:00~17:00です。なお、美術館の休館日は、ミュージアムショップも休業となります。
美術館での鑑賞体験をより深めるために、ミュージアムショップでのお土産選びもおすすめです。
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