札幌市中央区で、最も伝統的なスタイルの盆踊りを行なっているのが、北海道神宮の北駐車場で行われている宮の森納涼盆踊りです!
2024年も丸太の櫓(やぐら)を作っており、今年も大迫力の雰囲気でした。
2024年の初日に行ったので、レポートをしてみました。
宮の森納涼盆踊り大会とは
・日付 8月14日(月)、15日(火)、16日(水)の3日間
・場所 中央区北海道札幌市中央区宮ケ丘474「北海道神宮北一条駐車場」
宮の森納涼盆踊り大会は、毎年8月14〜16日の3日間に渡って、北海道神宮北一条駐車場で行われているお祭りです。
太鼓や笛、鐘、唄まで、すべて宮の森盆踊り同好会の方々が演奏されます。
他の場所のお祭りでは、録音された音源を流すところが大半ですが、昔からのやり方を今に受け継いでるのが宮の森納涼盆踊り大会の魅力です。
また、北海道神宮で開かれているので、開拓神社みたま祭と合わせて、行われています。
伝統的なお祭りと合わせて行われているので、歴史的な深みもあるお祭りです。
2024年の宮の森納涼盆踊り大会の初日に行ってみた
17:00頃
夕方の5時に宮の森へ到着すると、すでに続々と人が集まっていました。
かなりの大雨でしたが、みんな楽しそうな顔をしていて、なんだか明るい雰囲気です。
同好会の阿部さんに「こんにちは!」と声をかけると、ケラケラと笑いながら、「日頃の行いが悪いから雨が降っちゃったのよ」と冗談を飛ばされました。
しかし、その顔はとっても晴れやか。「あ、これはきっとすぐに晴れるな」と思ったら、やっぱりこの後、雨がすっと上がっていきました。
17時半ごろ
盆踊り大会の初日、まずは北海道神宮の敷地内にある北海道開拓神社で「みたま祭り」が行われます。
神官さんが厳かにお祓いをして、みんな静かにその様子を見守っていました。
この雰囲気、なんだか心がスーッと落ち着く感じです。宮の森のお祭りには、ただ楽しいだけじゃなくて、歴史と文化がしっかりと根付いているのが感じられました。
18時45分ごろ
戻ってきた後は、雨の中でご挨拶です。
「雨の中でもやります!」という挨拶と共に、子どもたちの「子ども盆踊り」がスタート!
雨が降っていたけど、てぬぐいを巻いたりした人もいて、元気に踊っていました。
太鼓だけはビニール袋をかけて濡れないようにしっかり対策が取れています。太鼓の音と踊りが響き合って、徐々にお祭りも盛り上がってきました。
小さい子も台を出してあげて、大人が見守りながらサポートしています。
19時30分ごろ
夜7時半からは、大人たちによる「北海盆唄」が始まりました。この頃には雨も止んでいて、太鼓からビニール袋が取られました!
ダイレクトに響く音が祭りの夜空に響き渡ります。
雨が上がってから、笛も、鐘も入ってきて、唄も歌われてきました!
この生演奏こそ、宮の森納涼盆踊り大会の最大の魅力です!
丸太やぐらと同好会の方による人力の生演奏!札幌の盆踊りは数多くありますが、丸太やぐらと自分達で北海盆唄を演奏するのは、もうここくらいではないでしょうか?
宮の森納涼盆踊り大会、これぞ地域のお祭りって感じで、とっても温かくて、まさに「魂が入ってる」って感じがします。
腕が上手な人も、まだまだな人も、みんなが一緒に楽しんでいて、札幌の夏祭りを感じる素敵な時間でした。
素晴らしい太鼓と唄です! pic.twitter.com/LdrCw6xBfH
— マエちゃん(まるっと円山) (@maruttomaruyama) August 14, 2024
宮の森の盆踊りの太鼓!迫力があります! pic.twitter.com/ynzLLLO6LM
— マエちゃん(まるっと円山) (@maruttomaruyama) August 14, 2024
編集後記
2024年も昔ながらの「丸太やぐら」が見れますよ!!
家に帰ってからも口ずさんでしまうほど、素晴らしい生演奏でした!
ぜひ、行ってみてください。
2024年7月・8月の札幌市中央区の夏祭り・イベント情報まとめはこちらです。
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【宮の森納涼盆踊り】
■開催日:2024年8月14日(月)、15日(火)、16日(水)
■時間:18:00〜21:00
■場所:〒064-0959 北海道札幌市中央区宮ケ丘474「北海道神宮北一条駐車場」
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