ライザップが監修した新感覚のコンビニ型ジムのちょこざっぷ(chokoZAP)を知っていますか?
2023年2月に北海道の札幌市に進出してから、わずか半年間の間に17店舗が出店されている新しいジムです。
(記事を書いている8月5日の時点では13店舗の出店がされており、残りの4店舗は2023年8月末に出店予定)
ちょこざっぷという名前の通り、ちょこっとだけ運動して帰ることをテーマしていて、月額3,278円(税込)という低価格のジム契約費が魅力的です。
流行りつつあるので、どのようなジムなのか、札幌市中央区のchocoZAP 札幌北二条東店に体験しに行ってきました。
ちょこざっぷ(chokoZAP)とは?
ちょこざっぷとは「結果にコミット!」を合言葉にするあのRIZAP(ライザップ)が監修する24時間利用可能な無人ジムです。
テーマは、コンビニ型の無人ジム!コンビニ感覚で気軽にジムに通うことをコンセプトにしています。
ちょこざっぷは24時間利用できるという新しい形のジムなので、自分自身のライフスタイルに合わせて運動することが可能です。着替える必要もなく、到着したら即運動可能!
無人でトレーニングの説明もスマホの動画で見られます。
だから、月額2,980円(税抜)でマシーンの使いたい放題という低価格を実現しました。
【※】初期費用(入会金3,000円+事務手数料2,000円)が必要になっています。
さらに、ちょこざっぷの特徴的なサービスとして、追加料金なしでセルフエステとセルフ脱毛も利用できます。これにより、体を鍛えるだけでなく美容にも配慮することができるんです。
一部の店舗ではゴルフ練習ブースも利用可能という、多様なニーズに対応した設備が整っています。
実際に夕方の5時台に利用してみると、店内に8人いるうち女性が6名であり、男性が2名という男女比が印象的でした。
ちょこざっぷへの期待と事前情報
ちょこざっぷは月額2,980円(税抜)でマシーンの使いたい放題をうたっています。
以前はジムで筋トレに取り組んでいたので、久しぶりにマシーンを使った筋トレをやりたいと思って契約してみました。
あと普通の24時間ジムは1ヶ月の料金が5,000〜8,000円なので、ちょこざっぷの2,980円は魅力的に映りました。
北海道に住んでいると、どうしても雪の積もる冬の間(12月〜3月)は、外に出ようという気が起きません。
必然的に運動不足になってしまうので、「冬に向けて運動できるジムがあったらいいな」という思いで、ちょこざっぷと契約をしました。
クチコミは、このようなものがあり、なかなか期待が持てます。
近くて通いやすくて便利です。
仕事帰りや休みの日に利用しています。
365日24時間好きな時に行けて、リーズナブルな価格で、自分のペースで運動が出来る。
マシンも使いやすいしキレイですし立地もいいので通いやすいです。
ただトイレがほぼ使用不可なので短時間しかいれないのが残念です。それさえ改善すれば最高です
初めてのジムだったので、マシンの使い方分からなかったですがHPなど見ればなんとかなりそうです。
新しくてキレイで、二日目で清掃の方にも遭遇したし、衛生面も問題なさそうです。
ガチの方は物足りないかもですが、この料金でエステや脱毛できるのはありがたいです。週末などエステ予約厳しいかと思ったけど、そうでもないので、しばらく利用続けたいです。
・24時間365日の間、好きな時に行ける
・清掃の人もいるので、安心して使える
・無人だけど、オープンしたばかりで綺麗
・マシーンの充実はしていないので、筋トレガチ勢は向いていない
・運動のビギナーには運動しやすくてオススメ
・エステもついて、月額2,980円は助かるし、お得!
・無人のデメリットで、マシーンやトイレが故障していたら、なかなか修理されない
ちょこざっぷ札幌北二条東店の場所と立地
今回行ったのが、ちょこざっぷのちょこざっぷ札幌北二条東店です。
JR札幌駅から徒歩10分、バスセンター前駅から7分の立地です。
こちらの店舗はセブンイレブンの2階にあり、下で飲み物や食べ物を買いやすそうでした。
ちなみに、札幌市内のちょこざっぷの地図を見ると、だいたいJRと地下鉄の駅から近く、10分以内で行けるところに出店しています。
ちょこざっぷは、会社や自宅の近くに寄って運動することを推奨しています。
会社や自宅の近くにちょこざっぷがある人は、かなり通いやすいので、運動の習慣を作りたい人にはオススメです。
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初訪問 ちょこざっぷに入ってみた
それでは今回のちょこざっぷ札幌北二条東店に入店してみました。
ここの店舗は2階にあるので、階段から上がる必要があります。
ちょこざっぷの2階にくると、店舗の扉があり、ここから入店します。
ただ、ロックがかかっていて、そのまま開けようとしても内側からロックがかかっていて開きません。
右手にある四角い黒いボックスと赤く発光する光がQRコードリーダーなので、ここでちょこざっぷアプリの入館会員コードを読ませます。
すると、カシャッ!とドアが開き、中に入店できる仕組みになっていました。
ちなみに帰りもQRコードを読み込ませて退館する必要があります。
おそらくアプリのQRコードで入館・退館記録を測っていて、その人の運動のデータに役立てようとしているのではないでしょうか?
ちょこざっぷ館内の施設と機器で何ができる?
ちょこざっぷの館内ではいったいどんな運動と美容ができるのでしょうか?
実際に入ってみたところ、使えるマシーンは大きく分けて2つでした。
・ランニング・バイシクル系の有酸素運動マシーン
・筋トレ系(軽いもの)の無酸素運動マシーン
有酸素運動系は、ランニングマシーンやバイシクルマシーンなどでした。
こちらは日本人の骨格にあったランニングマシーンをライザップが選び、使えるようにしているとのことです。
ちょこざっぷの店内では、ランニングマシーンを使って一生懸命走っている女性が2人いました。
市民ジムのランニングマシーンは設備も古く、3〜4台くらいしかなくて、ランニングマシーン待ちをしている人も多いと思います。
でも、ちょこざっぷは6台あって、待つ必要がなかったのが印象的でした。
あと市民ジムはランニングマシーンを使うときにスマホ禁止のところが多いです。
でも、ちょこざっぷは月額会費を払うジムなので、好きな音楽や映画・ドラマを見ながらランニングマシーンを使えるところが好感度高かったです。
ちょこざっぷもスマホアプリでマシーンの使い方を説明しているので、積極的にスマホをジムの中で使えるのはいいですね。
こちらは筋トレ系のマシーンです。他にも腹筋や背筋を鍛えるマシーンがありました。
しかし、本格的なベンチプレスやダンベルはなく、いわゆる筋トレガチ勢の人が望むような筋トレ施設ではありませんでした。
ちょこざっぷではあえてダンベルやバーベルを排除しているそうです。
理由はちょこざっぷのターゲットが、運動を習慣にしていない日本の95%の人口を狙っているからなんだとか。
だから、普段運動をしていない人がケガをしにくいように、マシーンでの筋トレを推奨しているそうですよ。
こちらは脱毛用のマシーンです。他にもセルフエステ用のマシーンがあります。
美容のマシーンは、ボディケアやフェイスケア、美肌を同時に叶える高周波美容マシーン。
脱毛マシーンは、360 mongneto optikというマシーンで、ミュゼやキレイモで使われている光脱毛のマシーンです。
ちなみに脱毛マシーンやエステマシーンの利用は、事前のスマホでの予約が必要です。
楽しみだった脱毛用のマシーンですが、調べてみると光脱毛のようでした。
脱毛には医療脱毛(半永久脱毛)と光脱毛(抑毛・原毛)の2種類があり、光脱毛はしばらくするとまた生えてきてしまいます。
本音を言うと、本気で脱毛をしたいならちょこざっぷなどのセルフ脱毛ではなく、医者や看護師にしてもらう医療脱毛(半永久脱毛)のほうがオススメです。
でも、女性の意見だと、自宅で毛をカミソリで剃っている人は、肌に負担をかけてしまいます。
肌に負担なく、ムダ毛処理をしたい人には、ちょこざっぷの光脱毛で十分お得だと思います。
運動ついでに、脱毛処理をできるのはいいと思います。
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実際のワークアウト体験 ちょこざっぷで効率的なトレーニングできる?
ちょこざっぷを試したのですが、久しぶりにマシーンでの筋トレに挑戦してみました。
こちらはチェストプレスマシーンです。
チェストは英語で胸のこと。胸周りを鍛えるのに役立ちます。
ちょこざっぷは動画も出しているので、そちらを見れば使い方もわかります。
まったくの初心者でも動画を見れば、見よう見まねでちゃんと筋トレできるのがいいところです。
ためしにやったところ、翌日筋肉痛がきて、キーボードを打つのが辛かったです……。
マシーンでも普段運動をしていない人には、効果抜群ですね。
しっかりと効果を感じられたので、無酸素運動の筋トレ系のマシーンは筋トレガチ勢でなかったら、ちょこざっぷにある機材でも十分効果があると思います。
ちょこざっぷの24時間無人ジムのメリットとデメリット
さて、ちょこざっぷの24時間無人ジムですが、これは果たしてどこまでアリなんでしょうか?
まるっと円山のマエちゃん的にメリットとデメリットを書いてみます。
ちょこざっぷのメリット
ちょこざっぷの良さは24時間365日通えることと安さです。価格が月額2,980円と安く、非常に行きやすくなっています。また、同じ月額費で札幌市内だけでなく、全国のちょこざっぷに通えます。
また、無人というメリットは、店舗に人がいないことではなく、契約のしやすさ、解除しやすさなのではないかと感じました。
ちょこざっぷは店舗に人がいないので、必然的にスマートフォンやパソコンで契約する必要があります。
そこに人は一切関わってこないので、自分が入りたいと思ったらその日にスマホで契約すればいいし、辞めたいと思ったらその時点でスマホやパソコンから契約を切ればいいだけです。
これが有人のジムだと、解約をするのにスタッフと接するから言い出しにくい・ストレスになるというデメリットがあります。
また、無人のジムだと人と交流することもなく、ジム内で友達ができません。
つまり、コナミスポーツクラブなどではエアロビクスの教室に入れば、自然と仲間ができていきますが、ちょこざっぷは無人で教室もないので、黙々と運動するだけです。
ジムで友達もできないので、辞めたい時に人間関係のしがらみなく辞められるのがメリットだと感じました。
・24時間365日、いつでも通える
・価格が月額2,980円で契約しやすい
・会員になれば、全国のちょこざっぷに通える
・スマホやパソコンで契約の手続きするので、契約しやすく、解除しやすい
・無人なので、店員さんからのセールストークや引き留めがない
・無人でクラスもないので、一人で黙々とトレーニングできる(ジム内で人間関係のしがらみもできない)
ちょこざっぷのデメリット・注意点
一方で、ちょこざっぷにはデメリットもあります。特にスタッフが無人なのと、トレーニングマシーンとと脱毛・美容の設備が充実していないので、多くを期待すぎる人には向いていません。
たとえば、今回ちょこざっぷを使ってみたのですが、声を上げながらトレーニングをする女性が施設の中にいました。
普通の有人ジムだったら、やんわりとスタッフさんが注意してくれるのですが、ちょこざっぷは無人なので誰も注意してくれません。
無人というデメリットは他にもあります。グーグルマップのクチコミを見ていたら、施設の故障などのトラブルが長引くのが、ちょこざっぷあるあるのようでした。
Google mapのクチコミより抜粋
・トイレの故障を1ヶ月くらい放置されていて、ひどく使いづらい(ちょこざっぷ札幌南三条東店)
・施設内に漂うニンニク臭が全然取れないので、なんとかしてほしい(ちょこざっぷ札幌南三条東店)
・セルフ脱毛マシーンが故障していたので、アプリから問い合わせた(ちょこざっぷ中島公園)
・オープン初日から脱毛マシーンが故障していた(ちょこざっぷ中島公園)
ただ、ちょこざっぷは契約中はどこの店舗も行き放題なので、故障しているときは近くの別店舗でトレーニングするのもアリだと思います。
札幌駅や大通駅にオフィスがあって仕事帰りにトレーニングしたい人は、近隣にある複数店舗を試しに使い、故障が少ない場所を選べば、この不満は解消できると思いました。
あとは本気でトレーニングや美容に取り組みたい人は、施設が充実しているとは言い切れません。
なので、トレーニングや美容を本気でやりたい人には満足できない内容になっています。
筋トレガチ勢の人で、ダンベルやバーベルに取り組みたい人は普通のジムに行ったほうがいいです。
また、脱毛に関しても光脱毛なので、何度やっても毛は生えてきてしまいます。少しくらいはちょこざっぷで薄くなるとは思うのですが、本気で脱毛したいなら湘南美容クリニックなどで医療脱毛したほうがいいです。そちらの方が時間もお金も節約できます。
ただ、女性の中には普段は運動不足という人もいます。
エステや脱毛はオススメしませんが、普段の運動不足を解消するならちょこざっぷのマシーンで充分運動できます。
お昼や夕方、夜であれば、女性の利用者も多いので、無人でも安心して利用できると感じました。
・無人なので、施設や設備の故障が直されにくい(マシーンやトイレの修理が放置されることもしばしば)
・施設内に変な人がいても、スタッフが無人なので誰も注意をしてくれない
・ダンベルやバーベルがないので、筋トレガチ勢の人には向いていない
・施設の設備が充実していないので、わざわざ電車や自転車で通うほどのジムではない
・脱毛マシーンは光脱毛なので、抑毛・減毛の効果しか望めない(永久脱毛したい人はちょこざっぷではなく、医療脱毛がオススメ)
ちょこざっぷはコスパいい?月額料金に見合う運動効果は得られる?
さて、ここまでちょこざっぷの体験談を書いてきましたが、果たして月額2,980円(税抜)に見合うコスパはあるんでしょうか?
結論から言うと、以下の条件に当てはまる人にはオススメです。
・日頃から運動を全くしていない
・ウォーキングや軽い筋トレをやりたい
・家や会社の近く、最寄駅にちょこざっぷがある(徒歩5〜10分以内がベター)
・女性は午前中から夜(20時くらいまで)に通おうと思っている
・動画やアプリをサクサク使えるスマートフォンを持っている
実際に体験してみると、ちょこざっぷの施設は普段運動をしていない人をターゲットにしています。特に女性はなるべく運動をしたくない人が多いので、そういう人にはおすすめのジムです。
まさに、運動と聞くとすぐに拒否反応を示す30代の私みたいな人ですね。
ウォーキングやバイシクルマシーンに乗るくらいなら、私にも向いているかもです。
男性でも筋トレガチ勢ではなく、最初にマシーンを使って筋肉をつけたい人にオススメです。
月額5,000〜8,000円のジムを最初から払うのは嫌だけど、市民ジムの1回300〜400円はもったいないと思う人にいいと思います。
ただ、行ってみて思ったのですが、家や会社、通勤途中の最寄駅近くにある人のほうがちょこざっぷは通いやすいです。
北海道は12月〜3月は雪が積もってしまうので、自転車にも乗れないし、行動できる範囲が狭まってしまいます。
エクササイズは日頃の運動習慣を作ることが大切です。
だから、雪の積もる北海道の札幌の場合、家や会社の近くだったり、最寄駅にあったほうが全シーズンを通して行きやすいし、ちょこざっぷの月額会費も無駄になりません。
もし、家や会社の近くにないなら、ちょこざっぷの店舗ができるまで待ってみたほうがいいと思います。
札幌市中央区の円山公園エリアにも出店してくれれば、通いやすくなりますね。
あとは、基本的にちょこざっぷは無人店舗なので、女性は治安が心配だと思います。
ちょこざっぷの利用者は女性が多いので、午前中〜夜20時くらいまでに通えれば、同じく女性の利用者も多いので安心だと感じました。
24時間365日をうたっていますが、実際に女性が安心して利用できる時間は、7時から20時くらいまでの13時間ほどではないでしょうか?
夜21時以降に利用したい人は、ちょこざっぷに行ってみて、館内の女性の利用者が多かったら利用したほうがいいと思います。
これらの条件に当てはまる人であれば、ちょこざっぷを使っても全然元が取れると思います。
冬の北海道での運動不足に備えたい人は、ちょこざっぷがオススメです。
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まとめ:無人ジム”ちょこざっぷ”の魅力
というわけで、ちょこざっぷの体験記は以上です。
このまるっと円山は、札幌市中央区円山公園エリアに住みながら情報を発信しています。
2023年8月現在は、東西線沿いにちょこざっぷはまだ少ないです。
今のところ、南北線沿いに充実しているので、南北線に住んだり、会社へ通っている人にはオススメです。
ただ、ちょこざっぷは出店の勢いが早く、2023年2月に北海道札幌市に1店舗目を出してから、わずか半年間の8月末までで17店舗を出店しました。
これからも出店は増えていくと思います。
札幌市中央区の札幌駅、大通駅、中島公園駅に会社で通う人は、会社帰りにちょこざっぷでトレーニング。その後に自宅近くに出店するのを待つのもいいのではないでしょうか?
コンビニ型ジムなので、これからも札幌市でちょこざっぷの店舗は増えていくと思いました。
札幌の冬の運動不足に備えて、通いやすい東西線沿線にちょこざっぷが増えるのを楽しみにしています。
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